☆事業プラン(スティームレイルパーク)☆

本プランは鉄道公園や交通公園計画ではございません。

地方創生観光事業の一環として、日本型と呼ばれるような独自のスティームレイルパークを実現させるプランです。

※レイルパークの運営は各地域にて独自に行います

 

視覚効果から地方創生をスタート!

お金と手間を掛けずに地域構想をアピールできます。

【Step.1】イベントなどで目を引くSL模型から始める意味とは

都会で行う物産展や地方都市のイベント等において、出店スペースの片隅にちょっとしたライブスティーム運転施設を用意いたします。たったこれだけでもアイキャッチとしての注目を浴びますので、出展者がSLを使ったアウトドアパーク構想地域である事への強いアピール機会となります。また、アウトドアパークやスティームレイルパークに対するメディアや一般からの具体的反応などが得られますので、外部目線での地方創生計画作成にも寄与いたします。

 

普段目にしている電動モーターによる鉄道模型と異なり、実際に火を焚き蒸気で走るライブスティーム模型は、本物のSLへの想像をかき立てる存在感を持っております。ライブスティームが走る機会は少なく、イベントで走るとなればマニアもやって来てくれます。そんなマニアは自らが発信元となりSNS投稿などもしてくれますので、出展への高いPR効率が低予算で期待できるのであります。

 

これらライブスティーム機材と運営手段については全てをご用意いたします。模型運転以外の地方創生策への運営アドバイスや【Step.2】以降の事業計画策定も、専門家を交えてこの時点からお手伝いすることができます。なお、石炭や木炭焚きは通常インドアでは走行できません(ガスやアルコール燃料による許可を得た走行となります)。

 

【Step.1】は地域の場所と名前をコストパフォーマンス良く売り込める機会となり、スティームレイルパークをやるかやらないかまだ全く決められない場合は特に有効な手法となります。もしもメディアを含む来訪者の反応が鈍ければ、計画自体に問題があるものとして早期の見直しも素早く可能となるわけです。

 

実際に乗車可能な超小型SLでの運行!

現在ある地域資源を活用した低コスト運営を行います。

Step.2】乗用可能なライブスティームからスタート!

超小型のライブスティームとはどの位の大きさと思われるでしょうか。ご案内するのはいわゆる跨って乗るミニSLよりも二回りほど大きなSLでの実際運行となりますので、ライブスティーム模型ではありますが、レイルパークとして本格運用もできるサイズとなります。線路幅は7 1/2インチ=約191ミリですから、JRなどの1067ミリ線路幅の5分の1程度の大きさです。しかし、模型とはいえ相当な重量があり見た目でもかなりの迫力が感じられます。まずは固定施設とはせず、観光シーズンに期間限定で走らせる事で、他のイベント共に現地集客手段として試して行く方法も可能です。

 

こんな小さくても本物のSLですから、スティームレイルパークとして若い「きかんしゃトーマス」世代にも身近にSLを体験していただける貴重な機会を提供できます。ただし、SLの運転も保守も小さいとはいえ簡単ではありません。そのため、予備の電動車両のご用意させていただきます。このクラスの大きさの車両となりますと小型自動車なみの価格となりますが、線路施設等は遊戯車両レベルでまだ済みますので、全体として低コストでの運営が行えます。SLも客車も既製品が存在します。なお、リース等の利用についてはご相談下さいませ。

 

また、スティームレイルパークの運営方法の特徴として、個人所有の機関車を走らせることができる点が上げられます。クラブ運営とアトラクション施設との融合方式を採用する事で、車両以外にも施設建設などにボランティアメンバーの参加が募れますから、効率的かつ活気ある施設運営が見込まれるでしょう。ただし、参加メンバーには継続的な安全教育や管理体制など、施設職員と同等の責務が負わされる点はご注意です。

 

世界的に見てみますと、このサイズのライブスティームレイアウトとアウトドア施設を組み合わせた、スティームレイルパークはと意外と多いのです。その理由は、比較的コンパクトな用地で低コストで実現できる事にあります。都市近郊など気軽に人がやって来られる立地で展開ができるので、リピーター率が圧倒的に高くなります。地方創生観光事業の悩みである訪問頻度問題を解消できるわけです。

 

また、レイルパークは全体としてアウトドアパーク施設でもあります。ミニチュアレイル施設の参加メンバーのみならず、パークにある農園など他の施設にもそれぞれに参加メンバーがおりますから、一般客以外のクラブメンバーとして継続活動が行われていきます。彼らは自らがパーク内で楽しむためにお金を払って参加するボランティアメンバーとなりますが、例えばゴルフ場の会員に近い存在と考えていたければわかりやすいかもしれません。したがって、スティームレイルパークの収入は一般客とメンバーとの二本立てから成り立ちます。

 

候補地としては、既存の公園、廃校、施設撤退跡地、廃線跡など、まとまった土地でありながら転用が難しい用地が考えられます。廃校や工場跡などであれば(耐震改修などの問題はあるかもしれませんが)インドア施設併用プランにもつなげられ、屋台村やキャンプ場なども組み合わせ可能でしょう。新規出店予定のモールなどと組み合わせも検討できます。

 

海外事例として、このサイズのミニSLによるレイルパーク(Moors Valley Railway)が参考になります。ぜひこちら☞日本型レイルパークもご覧下さいませ。

  

1番ゲージライブスティーム運転場を併設
1番ゲージライブスティーム運転場を併設

小型SLの導入で観光鉄道の実現へ!

地域集客とPR効果に強い力を発揮いたします。

【Step.3】欧米の著名小型SL鉄道と同等規格車両による本格運営!

線路幅15インチ(381ミリ)クラスの大きさの小型SLとなりますと、牽引力も強く、サイズによっては本業で利用されるレベルともなります。その大きさとは客車の中に人が実際に乗り込め「鉄道旅」を楽しめるサイズなのです。国内では「虹の郷(伊豆市修善寺)」に同サイズの鉄道が存在します。ご覧の様に小型SL観光鉄道として内外にアピールする事ができる様になります。

 

ただし、運営を含め本業の鉄道に準じた安全体制が求められますし、導入コストも維持費用も【Step.2】までとは異なります。本業の小規模鉄道と同じ準備が必要と考えてよろしいでしょう。線路幅(軌間)自体も異なるので以前のSLは改軌しても利用できませんので、本ステップをご検討の際には、資金調達から運営までもサポートする予定です

 

なお、原則として車両は全て受注生産であります。そのため、車両サイズもある程度自由ですし、デザインも欧州タイプから米国タイプまで選べる様になります。なお、国内での安全基準を満たす必要がある事、ボイラー資格など操作には専門免許も求められます。

 

さらに、地方創生策の一環として、全国から運営を手伝うボランティアメンバー募集するプランも、【Step2】同様に考えられます。運転を含む鉄道業務全般に関わってもらうもので、育成教育から管理体制までを整えてこれを実施いたします。欧米の保存鉄道やクラブ鉄道に近い運営方式となり、SL鉄道の運営コストの削減にもつながります。

 

「スティームレイルパーク構想」は、【Step2】および【Step.3】での事業フェーズに該当いたします。原則として一般道を踏切で横切らない施設内での線路敷設限定の事業プランです。なお、アウトドアパーク全体構想および運営に当たっては、現地のみならずネット上のコミュニティサイトやメディアなども活用いたします。

 

鉄道法規に則った本格的SL観光鉄道を開業!

広域としての地方創生観光事業網を構築いたします。

【Step.4】地域に独立したSL観光鉄道を実現します!

ローカル線の廃線跡や旧市街地の街中を路面方式で走ることができる、本格的なSL観光鉄道が【Step.4】の段階での構想となります。鉄道事業法や軌道法の認可を必要とするため、アトラクション遊戯鉄道ではございません。その代わり、遊戯施設では認められない道路上の踏切などが許可される可能性が出てきます。

 

今まで、この様なSL観光鉄道を計画しても、予算面のみならず車両自体が入手できないという根本的な問題がありました。また古いSLを直して走らせる事は事業リスクが高く、補修部品が手に入らずに長期休業という実例も目にしてまいりました。本プロジェクト提供できるSLにつきましては新規製造であり、著名なテーマパークなどで過酷な運行を日々行えるほどの耐久性を持っておりますし、ガス焚きなど環境問題への対応も可能です。

 

地方創生観光事業において、SL観光鉄道はインバウンドも含み非常に効果の高い集客策であると考えられます。一方でその実現のため一気に【Step.4】から始める事は、非常にリスクが高いと言わざるを得ません。過去にも遊戯鉄道として小型SL列車を導入した事例は幾つかありましたが、その多くが現在休廃止となっております。

 

集客や運行ノウハウ以外にも、実現への問題点は残ります。例えば世界的に見ても独立したSL鉄道を支えているのはどこでもコアなファン層であり、乗車する観光客はそれとは別の存在なのです。小さなライブスティーム模型から始めるのは、SLが蒸気で動く古典機械(スティームエンジン)であるという正しい知識と理解が必要で、圧縮空気で動かす展示走行とは本質的に異なるからなのであります。

 

SL観光鉄道鉄道への取り組みは、現役のローカル線や廃線跡利用など過去色々とありましたが、最大のネックは走行するSLの入手でした。特にローカル線で走らせる場合は現行の保安基準(ATS等)問題もあり、その実現は困難とされてきました。しかし、予算上の問題を別とすれば、SLの新規製造も保安基準のクリアへの準備も絶対に無理という話ではなくなりました。この背景には、地方創生観光事業としてローカル線活用を取り巻く環境の変化も大きいところです。

 

地方創生SL観光鉄道にご興味がありましたら、ぜひ弊社までご連絡下さいませ。

 

15インチのSLたち。後ろの家の大きさと車両のサイズを比べてみてください。
15インチのSLたち。後ろの家の大きさと車両のサイズを比べてみてください。

アキュクラフトの7.5インチSL

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